こんにちは。斎藤です。
今回は自己紹介も兼ねて私自身の職歴について書いていこうと思います。
これまでを振り返ると仕事があまり続かなかったというのが正直なところです。それは大いに反省すべきところでもあります。だけどある意味そのおかげで多くの仕事を経験し、それによって自分の適性、向いてる仕事や働き方が分かってきました。
その結果、個人で便利屋業をやっていこうという考えに至りました。そこに至るまでに経験した仕事について、ある程度職種ごとにまとめて説明していきますのでご覧いただきたいと思います。
事務系
これが一番長く経験した職種でした。普段からもPCは使ってたので、基本的なPC操作やWord、Excelもある程度できます。
冷暖房が効いた空間で作業できるのは良いところでした。腰や目にダメージくるのがデスクワークの難点でしょうか。
オフィスワークで苦手だったのがデスクワーク特有?の社内の雰囲気です。静まりかえったあの雰囲気はとても苦手でした。
税務署(正職員)
高校卒業後に専門学校に進み、そこで公務員になるための勉強をしていました。無事公務員試験に合格し国税職員に採用されることになりました。採用され約1年間研修を受けて税務署に配属されました。
配属されたのは法人担当部署
東北地方のとある税務署の法人担当の部署に配属されて働きました。仕事はとにかく難しかったです。税法や簿記など、研修所で研修は受けていたもののそれを使って実際に仕事をやるとなかなか厳しいものがありました。企業の経営者や顧問税理士と対応することもあり、そういったところも苦労しました。
分からないところが聞けないコミュ障
当時は本当に職場での立ち回りが下手だったなと思います。変なプライドが邪魔をして仕事で分からない上に、さらにそれも聞けずとなかなかのコミュ障でした。仕事も覚えられず悪循環な環境でした。
向いてなかった
客観的にみて自分には向いてなかったのと思います。もちろん努力不足や甘え、覚悟が足りないってのもありましたが、それでもやっぱり向いてなかった。
別のタイミングであれば
社会人一発目に就いた仕事が公務員で比較対象がなかったこともあり、ありがたみが分かりませんでした。民間企業を何社か経験してからの転職だったらだいぶ違っていただろうと後になって思います。
良かったところ①(可処分所得が高い)
お金の面で言うととても良かったです。手当はたくさんあり、何より格安の公務員住宅のおかげで素晴らしい可処分所得の高さでした。
良かったところ②(お金の知識と公務員の経験)
社会で必須のお金(税金)や簿記会計の知識を学べたことや公務員という視点から社会を考えることができたのは良かったと思います。
もったいないという世間の声
「もったいない」とうのは言わずもがなです。将来の安定性や社会的信用の高さは抜群なので、それが人生で一番大事な人にとっては最強の職業かもしれません。
ただ、精神的安定とイコールにはなりません。心を病んだりして休職や退職する人も一定数います。こういう事実を多くの人に知って欲しいです。
だから明らかに向いていないのに安定してるだけの理由で一生続けるというのは相当につらい人生だと思うのです。
後悔はない、辞めて良かった!
もうちょっと続けてたらどうなってかなと思う時はあります。ただそれでも絶対にいつか辞めてました。当時は自分の一生がもう見えてしまうというある種の絶望もありました。
県庁(臨時職員)
県庁の臨時職員として、それぞれ違う部署で三度働きました。
自治体によっては非正規職員でも正規職員と同じ仕事をするような所もあるようですが、僕の時はあくまで正規職員のサポートなので、データ入力とか郵便物の発送などの雑務がメインでした。
臨時でも仕事の忙しさは部署によって全く違って、一番最初の所はかなり暇な所でそれが逆につらかったです。まさに社内ニートといった状態でしたが、ほどほどに忙しい位がちょうどいい思いました。
仕事内容とは別に、少なからず役所のしくみというかどのように回っているのかを知れたのは良かったです。給料は悪くないし少し経てば有給も取れるし残業もないので非正規雇用の中では割とオススメだなと思いました。
記帳代行会社(アルバイト→業務委託(個人事業主))
同じ税務会計の仕事ですが今度は役所ではなく民間企業での勤務でした。民間の方ならまだやれると思ってたけどそれも間違いでやっぱり向いてない仕事でした。
最初はアルバイトという形で入ったんですが、途中から雇用関係ではなく業務委託という形態で働くようになりました。
向き不向きはあるけど、お金や節税の知識は必須の能力なのでかなりつぶしの効く仕事だとは思いました。
接客サービス系
この職種も何件か経験しましたが一番楽しかったです。20代の頃の仕事だったけど、一緒に働いていた人達の多くが同世代で仕事以外での交流も多かったです。
サービス業のためお客さんの接客は多いですが、営業や販売の仕事とは違って売り込みがないのでそこは良いと思いました。
社員だったらまたちょっと違って大変だったと思いますが、全てアルバイトとして働いてたので精神的には楽でした。
カラオケスタッフ(アルバイト)
複合レジャー施設の中にあるカラオケボックスで働きました。とても働きやすいところで引越しのため一度辞めましたが、その後また別の店舗でも働きました。
仕事内容はカラオケボックスでの受付や会計、ルームへの案内や清掃、フートメニューの調理などでした。内容自体は特に難しいものではないですが、それでも忙しい時は多少大変でしたね。
時間帯によって客層もだいぶ違いましたね。深夜帯で働いていた時は、常連の若者グループが週末の忙しい時間帯に毎回来て騒いでました。正月早々も来て騒いでて警察沙汰になったり出禁になった客もいました。
どうしても接客で大変な部分はあるものの、職場の人間関係は良かったので楽しく働くことができました。
ネットカフェ(アルバイト)
そんなに規模の大きくないネットカフェでした。オーナーと店長以外の同僚スタッフはほぼ20代で割と働きやすいところでした。サービス業の中でもネカフェは働きやすいところだと個人的には思います。仕事内容はカラオケの時と似たような感じでした。
スタッフも比較的穏やかというか際立ってイケイケな陽キャは少ないように思います。居酒屋で働いた事もありますが、そこは陽キャいっぱいで自分にはあんまり合わなかったなという印象です。
印象に残っているお客さんで言えば、ネトゲ廃人っぽいお客さんとかお金がなさそうなカップル、あとカップル専用の部屋で◯◯しちゃう人達も…
フィットネスジム(アルバイト)
筋トレにちょっとハマったのがきっかけで働くことになりました。インストラクターとして働きましたがやっぱり人に教えるのって難しいですね。単に知識を教えるだけじゃなく、会員さんの体や動きを見ながらここはこうした方が良いなどとアドバイスするのは難しいことだと思いました。ここのスタッフも若い世代が多かったので仕事終わりやプライペートでの飲み会など楽しかったです。
パチンコ店(アルバイト)
時給が高い。ただそれだけが目的で始めました。ただ元々パチンコやスロットはやらない人間なのでしくみが良く分からずなかなか覚えられませんでした。
アルバイトスタッフ20代から30代がほとんどで早番は主婦やおとなしめの男性スタッフ。遅番の方はイケイケ陽キャの男女で構成されてました。
接客にちゃんとしてる店でした。こういう店はけっこうあるけど、これは客から金搾り取ってることへのせめてもの罪滅ぼしみたいなものなのかと感じていました。
少し脱線しますが、YouTubeやブログなどでたまに見るプロの人達のあのエネルギーはどこから来るのか。それだけ頑張れるなら普通に働けば良いのにと思ってしまうけど、多分そういうことじゃあだろうな。とにかく普通に働いたり雇われるのが嫌なんでしょうね。
肉体労働系
経験したのは1社のみ。肉体労働は当然疲れるけど充実感があり、精神的な疲労が大きい仕事よりも全然良いなと思いました。
ラブホテル清掃(アルバイト→社員)
前職がこの仕事でした。この仕事に前にやっていたのが会計の仕事で、適性を感じず別の仕事も探していた時に見つけたのがこの仕事でした。体を動かす仕事がしたかったのとラブホテルの仕事に興味があったので始めてみました。
最初はアルバイトとしてルーム清掃のスタッフとして入ったものの、途中からフロント業務メインになり、日勤から夜勤専属になり、アルバイトから社員に変わっていきました。
自分に合っていたのか長く続きました。面倒な常連客もいましたが基本は接客する機会はほとんどありません。今までと違って働く人達の年齢層は高く、入ってからしばらくは50代60代が多かったです。
1日の勤務時間が夕方から翌朝までで大体16時間あったのは少し大変でした。連勤の時は辛いですが、基本は次の日の出勤まで割と時間は空くので楽といえば楽ではありました。とはいえやはり夜勤をずっとやってると生活リズムが狂うしちょっとつらかったですね。
忙しい日にも波はあって週末は忙しく寝ずに作業する日もありました。ラブホテルの仕事自体携わっていて結構楽しかった。もっと売上アップのために色々やれる裁量があればもっとやりがいもあったのですが、そこまではできず。
自営業?or無職?
実はこれまで雇われて働いてない期間がけっこうありまして、数えてみたら16回ありました。その期間は、転職活動中や職業訓練受講による純粋な無職期間もあれば、起業準備段階の無職、あとは一応個人事業主という形で活動はしてるけど無職のような期間もありました。
職業訓練
6ヶ月間の職業訓練で「webクリエイター養成講座」を受講しました。この講座はwebサイトを作成するにあたって必要なスキルやソフトの使い方を学ぶというものでした。
HTMLのタグ打ちやって関連する資格を取ったり、Dreamweaver、Photoshop、Illustratorなどのソフトを勉強しました。
web制作関連の会社に入りたいとは考えていませんでしたが(というか誰もそっち方面にはいかなかった)、ホームページをつくる技術は身に着けたかったのでこの期間は有意義な時間でした。給付金をもらいながら受講できたのも良い点でした。
ネットビジネス
やってた時期はとびとびで成果は出なかったけど、けっこうな時間やお金を投下しました。お金に関しては投資といっても他のビジネスに比べれば微々たるものですが。
アフィリエイトをやろうといろんな商材を買ったり、セミナーに参加したり、コンサル受けたりしましたが、途中でやる意義をなくしたり、自分には向いてないなと感じで全然稼げぬまま撤退しました。
アフィリエイト
そもそもこれ始めた理由はと言うと、雇われずに稼いで生きていきたいと思ったけど他の事業するのは自信ないしお金もない、でもアフィリエイトならなんかいけそうと思って始めた気がします。でもこれ結局同じように考える人がいっぱいするから競争も激しいです。誰でも低コストで始められ参入障壁が低いので尚更です。
今になって考えると、もし稼げたとしてもずっと一人でPCカタカタやってるのはなかなか寂しいものです。さすがにある程度人と接する仕事の方がいいなと思うようになりました。
YouTubeはちょっとだけ動画撮影や編集して作ってみましたが労力がえぐすぎです。そもそもアフィリエイトとかyoutuberはGoogleの支配下にあって、生殺与奪の権を握られてる状態でその中で稼いでいる人達は本当にすごいです。
ブロガー
2016年あたりはブロガーが流行した年だったと思います。自分ブロガーになろうとまではいかないけど多少影響されたような気がします。プロブロガーなどの言葉も生まれました。有名ブロガーのオンラインサロンもほんの少しだけ入ってた気がします。
ブロガーはブログで飯を食ってく人だから、おもしろい記事や文章はもちろん必要だと思うんですが、本人の魅力やキャラクター性も重要でしょう。極端は話、それで人気がある人ならば別に記事が面白くなくても食えるのかもしれません。その点でアフィリエイターとは似て非なる部分なのかなと。
無職
転職活動中を純粋な無職期間とするならば無職期間は少ないかもしれません。ただ一人で過ごしてる時間は多いですね。ずっと一人でいたくてそうしてるわけでもないけど。ずっと一人ではいるけど一人でアニメをみたりギャンブルしたりするタイプではないです。無職の才能はありません。家にいるのもそんな好きではありません。
その他(期間が短い仕事)
短期派遣やそんなに長くやらなかった仕事の一覧がこちら。
- 調理業務(ホテル、居酒屋)
- 工場(ライン作業)
- 不動産管理会社(シェアハウス管理)
- 旅館(リゾートバイト)
- 確定申告書作成補助
- 労務費調査
- 店舗棚卸代行(夜勤)
- 光回線の電話営業
- 商品の搬入作業
- 倉庫内作業
- ホームセンター店内の商品移動
- キャバクラ
- 特殊清掃
おわりに
長々とした職歴をご覧いただきありがとうございます。
今の時代は、同じ会社でずっと働くのはむしろ危険みたいな風潮はありますが、それでも長年継続してる方のことは尊敬しますし、それと同時に続かない自分に劣等感を感じます。
とはいえ、過ぎ去ったことはもうしょうがない。反省し、この経験も強みや糧にして今後頑張っていこうと思います。